ラボグロウンダイヤモンドについて調べてみた【laboratory grown diamond】
今日はラボグロウンダイヤモンドについて少し調べたので、
その内容を簡単にまとめてみたいと思います💎
ラボグロウンダイヤモンドとは?
その名の通り、ラボ(研究所)で人工的に作られたダイアモンドのことです。
ラボグロウンダイヤモンドも天然のダイヤモンドと同様に炭素から生成されており、両者の明確な違いは自然の中で長い年月をかけて生成されたのか、それとも人工的に研究室で作られたのかという場所・方法の違いしかないのです。
具体的には、天然のダイヤモンドは、地下深くで炭素に高温と高圧が加わることで生成されますが、ラボグロウンダイヤモンドは天然のダイヤモンドの生成方法を模倣して作られる方法(HPHT)と、炭素が豊富に含まれる気体から炭素分子だけをダイヤモンドの種結晶に付着させていく方法(CVD)によって作られています。
肉眼では天然のダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの見分けがつかないほど綺麗で、以前WBSでは、質屋がダイヤの買取をする際に、天然と誤ってラボグロウンを買い取ってしまう事例が多発していて、鑑定機関で鑑定してもらわないと見分けがつかないほどであると取り上げられていました。
いつ頃からラボグロウンダイヤモンドは知られるようになったのか?
GIA(Gemological Institute of America)のHPによれば、
"工業用途に適した人工ダイヤモンドは、1950年代に初めてラボで製造されました。宝石質のダイヤモンドは1971年に初めてラボで製造されましたが、ラボで製造された無色のダイヤモンドが商業規模で宝石・宝飾品市場に参入したのは2010年代半ばのことでした。"
とのことで、装飾品としてラボグロウンダイヤモンドが市場に出回り始めたのはごく最近のことなんです。
特に、ダイヤモンド業界で採掘から加工、流通、卸売において大きな支配力を持つデビアス社(The De Beers Group of Companies)が、2018年に「ライトボックス・ジュエリー(LIGHTBOX JEWELRY)」というラボグロウンダイヤモンドを使ったブランドを立ち上げたことで、一気に注目されることとなりました。
そして、ラボグロウンダイヤモンドに近年関心が高まっているのには大きな理由があります。
それは、ラボグロウンダイヤモンドがエシカルな商品であるということです。
天然のダイヤモンドは、クリーンなイメージを持つ方も多いかと思いますが、実際には環境破壊であったり、過酷な労働環境・搾取という負の側面があります。
そのため、SDGsなどに関心の高い世代からはラボグロウンダイヤモンドへの関心が強まりつつあるのです。
見た目が天然のダイヤモンドと同様に美しく、品質も高いダイヤなのであれば、天然か人工かは気にならず、より手ごろに買えて、エシカルなラボグロウンダイヤモンドを選ぶのは当然のことだと思います。
(実際にこの記事を書きながら、ラボグロウンダイヤモンドが欲しくてたまらなくなっています😂)
ラボグロウンダイヤモンドの価格は?
ラボグロウンダイヤモンドの価格は、やはり天然に比べて安く、約1/2の価格で購入できます。
天然のダイヤモンドが4Cという評価基準で価値づけられるのと同様に、ラボグロウンダイヤモンドも4Cのグレードが高ければ高いほど値段が上がります。
また天然のダイヤモンドと同様に、大体0.5カラットからIGIなどが発行した鑑定書がついてきます。
なのでラボグロウンダイヤモンドを買うときには、せっかくなら鑑定書つきのグレードの高い0.5カラット以上を買いたいなぁと思っています😊
ただ、日本ではあまり流通していないのと、価格が海外に比べて少し高いようなので、鑑定書つきのルースのダイヤモンドを扱っている海外のサイトで1カラット位のラボグロウンダイヤモンドのルースを買って、日本でペンダントに加工してもらいたいです😊
このBrilliant Earthというサイトでは、4Cのグレード、価格帯など希望のダイヤモンドの条件でソーティングできて、販売しているダイヤモンドの鑑定書や映像も一つ一つ見れるので、自分のお気に入りのダイヤモンドが見つかりそうだなと思って、チェックしています。
例えば、1.01カラットのVVSS2、F、excellentのカットの鑑定書つきのダイヤモンドだと、$2,590から手に入ります!
およそ26万円で1カラットの超グレードの高いダイヤモンドが手元にやってくるなんて、と〜っても夢が膨らみませんか✨
株で少し利益が出たら、ラボグロウンダイヤモンド買いたいです😊